ご夫婦と娘さん1人の住宅。周囲を建物に囲まれているので、内部を明るく豊かな空間にすることが求められた。
閉鎖的になりがちな内部空間に広がりと領域を生み出すために、4つの手法を使った。
・手法1:十字型曲壁
・手法2:段差
・手法3:完全外付けサッシ
・手法4:窓に直行する壁
十字型壁で4分割されたプランをもとに変形・操作を行い、窓を 十字型壁に直行する位置に設け、隅に影を作らせず、壁を軽くみえるように工夫した。家具を持ち込むと狭くなるので、段差や出窓を利用し腰かけることができるようにした。窓は完全外付けサッシにして、外の景色を美しく中に取り込むことができるようになっている。唯一開放的な最上階は、物干しスペースと子供室にし、外に庭のように使えるルーフテラスを設けた。
基本設計のプレゼンを毎回ブックレット形式で作って行っていました。総数は200枚を超えました。
敷地の解体が終了しました
今週末には地鎮祭があります
週明けからついに着工です
こちらは見積もり調整時に作成したCGです
外壁はガルバリウムです
こちらの内観も見積もり調整中に作成したCGです
内部の壁は曲面になっています
8/3に地鎮祭を行いました。
最っ高に天気も良く
素晴らしい地鎮祭となりました
基礎コンクリート打設です。
湾曲する壁があるため
土台の型枠も湾曲しています。
曲面の壁に合わせて梁も湾曲しています
蒸気を使って曲げ
型に入れて約1ヶ月固定
長野から届きました!!
本日上棟式を行いました
湾曲梁がプレカット出来なかったので
現場で大工さんが支口を作りながらの上棟です
天気も良かったため
富士山も見えました
めでたい!
ついに上棟しました
通常よりも時間がかかりましたが
1階からの見上げは圧巻です
足場に養生シートがかかり
ようやく現場らしくなってきました
まだ骨組みですが、
少し内部の空間が分かるようになってきました。
湾曲部の梁は2本で一セットの合成梁になっています。
上下の梁に束を建てて両側から構造用合板を打ち付けます。
構造用合板が旨く湾曲に合わせることが出来るか多少心配でしたが、全く問題なく施工できています。
壁には合板が貼られ、窓のまぐさや断熱材も入りました。
写真は2Fリビング・ダイニング・キッチン。
一室空間を段差と湾曲壁によって分けています。
サッシが搬入されました。
写真は3Fとルーフバルコニーになります。
ルーフバルコニーは北側ですが、周辺に高い建物が無いため、とても見晴らしが良いです。
鉄骨階段の支柱が設置されました。
踏み板などはこれから現場溶接することになります。
ようやく階段が設置されました。
これで各階は梯子での行き来ではなくなりました。
内部のPBを貼り始めました。
窓はサッシ枠が見えないような割り付け・ディティールとなっています。
外壁を貼り始めました!
1階も曲面の壁が姿を現してきたので写真をアップします。
梁も集成材を使って湾曲させています。
内装工事が進んでいます。写真は1階の収納部屋から。R壁にPBを貼るのに大工さんは相当苦労したようですが、綺麗に貼ってくれました。しばらくは養生が必要みたいです。
階段などの鉄部や枠などの下塗りも始まっています。