新宿区にたつオフィスビルの4・5階に住む家族のためのコンバージョン。
事務所のテナント貸しとして設えられていたワンルームの空間に、家具や照明で場をつくってゆく。
家具やタイルなど白・青・木・黒の4色を基調として配色することで、空間に奥行きを持たせる。
照明は、蛍光灯があった場所に塗装された板とともにライティングレールを仕込み、それぞれが調光可能なスポットライトを設置した。
均質だった空間に、光や色をそれぞれに散りばめることによって色んな場所がうまれるようにした。
事務所として使われていた部屋を
住宅に改装する計画です。
オフィスとして使われていた
広々としたワンルームに
家具や照明で場所性を持たせて
生活のスケールに近づけていきます。
工事が始まっています。
約1ヶ月という短い工期で完了します。
天井の板状のものはベニヤ板です。
中心にライティングレールを仕込んでいます。
これでスポットライトなどいろんな照明をつり下げられます。
無機質な蛍光灯とタイルカーペットから
暖かみのある照明とフローリングになっていきます。
工事が始まってから3週間が経ちました。
大工さんや家具屋さん、左官屋さん電気屋さんと
様々な業者が入って同時進行しています。
写真はバスタブの防水工事です。
床と浴槽のまわりまではタイル貼りで、
壁がFRP塗装になります。
微妙な素材の違いがあらわれた白い浴室になる予定です。
クリーニングが終わりました。
これで、細かな修正を残すのみとなりました。
養生シートがとられ、メープルのフローリングが見えて
他の荷物よりも先に到着したピアノの黒がよく映えます。
今日はスタッフとオープンデスクのみんなにお披露目しました。
工期は1ヶ月間。
田工房の皆さん、どうもありがとうございました。
関係者の方々にも大変お世話になりました。