• 住宅

流山-H

「小さな3階建ての住宅」

3階建ての住宅では上下階の環境の差が大きくなり、上下の移動がシークエンスを支配してしまう。

 

「ラテアートのような2つの空間の行き来」

各階に2つの異なる空間の質(A,B)を用意する。

A→B→A、B→A→B、・・・空間の体験は細かく交互に織りなし、繰り返されることで、全体を通して流れるような

連続的なシークエンスが展開される。

 

平面では、各階にL型の空間(A)と長方形の空間(B)を用意する。

階ごとにそれらの位置関係を交互に位相反転させる。

また、各階を串刺しにする吹き抜けが、ラテアートのように空間を横断する。

断面では、だるま落としのように各階をずらすことで、低層部にも直接自然光を取り入れられる。

どのフロアでも自然につながるスペースが用意され、上下間の照度の差は縮まり、とぎれることなく交互の体験が繰り返される。

所在地
千葉県流山市
用途
専用住宅
規模
木造 地上3階
建築面積
42.14㎡
延床面積
99.40㎡
設計期間
2008.1~2008.8
工事期間
2008.1~2008.8
構造設計
有限会社 吉田一成構造設計室
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