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芳賀歯科医院
狭小面積における動線分離の歯科医院
計画道路によって生まれた三角形の小さな敷地に、ユニット3台+将来用1台を配置することが要求された。
診療室は半個室で、作業寸法を最小としながらも狭さを感じさせないように、医局・消毒準備・X線室が間仕切りになることで、使い勝手の面でも無駄のない配置にすることができた。
歯科医院の計画がスタートしました!
敷地は15.9坪で三角形の形をしています。
道路の拡幅によってできた、狭小で変形した面白い土地です。
三角形の土地は道のアルコーブとなり、その中に診療ユニットが配置されている計画です。
3枚の薄い壁で構成しており、建物と町との関係を弱めています。
見積調整も終わり、確認申請が下り次第着工します。
本日、地鎮祭が執り行われました。
「長く地域に親しまれる建物になりますように」
三角形の敷地に建物の形が見えてきました。
φ100の丸柱に梁がいくつも掛かってくるので、梁を取り付けるガセットプレートがプロペラのように見えています。
来週から建て方が始まります。
鉄骨の柱梁を組み上げています。
雨で足場の悪い中、鉄骨を組み立てる鳶さんには頭が下がります。
広さや2Fからの景色も確認出来、良い感じです。
骨組みは養生で覆われると全体が見られなくなってしまいますので、今だけの風景です。
明日に残りのブレースを取り付けて建て方終了です。
外部足場がとれて外観がわかるようになりました。
開業まで1ヶ月なので内部も急ピッチで工事が進んでいます。
19日引渡しを終え、22日から開業します。
クライアントとともに検討したところが随所にあり、思い出が多い歯科医院でした。
クライアントを始め、構造設計のOUVI横尾さんと木佐美さん、内装デザインで参加していただいたSO MUCH DESIGNの相馬さん、多くの変更にも迅速に対応していただいた関内建匠の関内さん、岩崎さん、職人さん、ヨシダの米田さん(狭い階段によくユニットを運んでくれました)、東京技研の後藤さん、関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。有り難うございました。
余震が続いておりますが、歯科医院の穏やかな雰囲気がこの地域に根付いていくように願っています。
暖かくなって街路樹の葉がつき始めると外観の色が映えてより雰囲気が良くなっていくと思います。