2020.5.15
  • コラム

人類が戦ってきたウイルスについて

長年テレビ出演されている方が亡くなったり、

常にテレビ画面の端にコロナウイルスに関するニュースが流れていたり。

今のこの状況を、だれが予想できたでしょうか?

今年は自国開催のオリンピック・パラリンピックイヤーになると

思っていたのに驚きを隠せません。

 

今日は、今避けては通れないウイルスの話。

とはいえ、コロナウイルスに関しては

もちろん私もど素人なので…。

これまで人類が戦ってきたウイルスについて少しまとめてみましたので

お手すきでしたら、ぜひお目通しください。

 

 

 

天然痘

紀元前からある(ミイラから天然痘の痕跡が見つかった)とされている感染症。

1980年にWHOが天然痘の世界根絶宣言を出したことでも有名ですね、

いまのところ人類が唯一 根絶に辿り着けた感染症・ウイルスです。

 

ペスト

中央アジアで発生したとみられ、

最大で1日1万人の死者を出したともいわれているペスト。

ペストの流行は、地域社会の健康を守るため、

公衆衛生という考え方を広めるきっかけになったそうです。

 

コレラ

インドで流行し、貿易を通じて東南アジアへ広まりました。

汚水が原因と究明されたことで、

水道の整備が始まるなど、こちらも公衆衛生の発展に繋がりました。

 

インフルエンザ

数ある感染症のなかでも、身近なインフルエンザ。

こんなに嬉しくない身近な存在ってありますかね…!?

スペイン風邪はじめとする新型インフルエンザも、たびたび人類を怖がらせてきました。

スペイン風邪は1918年に流行したものですが、

近年で新型インフルエンザに悩まされたのは2009年のこと。

(今回流行しているコロナウイルスには、

インフルエンザ薬のアビガンが一部効果を見せているようですね。

コロナウイルス用のワクチン・薬が早く完成しますように)

 

 

 

新興感染症

WHOの定義によると、新興感染症は

「かつては知られていなかった、この20年間に新しく認識された感染症で、

局地的に、あるいは国際的に公衆衛生上の問題となる感染症」とのこと。

この定義に従うと、エイズ・エボラ出血熱・SARS・鳥インフルエンザなどがあります。

 

再興感染症

こちらは、一時期感染が落ち着いていたものの、

何らかの原因により再度感染が確認され公衆衛生上の問題となったものを指す言葉。

結核・マラリア・デング熱・狂犬病などが該当します。

コロナウイルスが、再興感染症へと発展しないことを願うばかり…!

 

 

 

自粛生活が長く続くと、気の緩みもみえてきますね。

今一度気を引き締めなおし、かからない・かからせないで

この辛い時期を乗り越えていきたいところです。

 

文:吹井美奈子

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