2018.10.31
  • コラム

今しか見られないかも?赤色AED

皆さんご存知のAED(自動体外式除細動器)。

心臓に電気ショックを与えることで、

心肺蘇生を促す器具であり、特別な資格をもたなくとも

万人が使用することを許されている医療補助器具です。

 

 

 

駅や空港・学校などに設置されていますね。

なかには使用方法の講習を受けたことのある方や、

実際に使用したことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

実は世界とズレていた色の話

AEDといえば、赤い袋や赤いマークを思い浮かべがちですが

実は世界的にみれば赤いAEDは稀なもので

標準的と考えられるAEDは緑なんです!

ユニバーサルAEDサインとされるピクトグラムも、実は緑色。

ちなみに緑色な理由とされているのが、安心する色だからとのこと。

確かに赤色よりは、心が落ち着きますよね…!

 

 

さて、どうなるか見ていこう

2020年の東京オリンピック開催にむけて、

この辺りも細かく整備されていくかもしれませんね。

(そうなると赤いAEDを見られるのも、今だけだったりして…)

 

 

 

10月16日はRestart a Heart Dayでした。

10月も今日で終わりですが、

何事も始めるのに遅すぎるということはありません。

今月こそ、AEDの使い方を再度学ぶ良い機会では?

今すぐ手帳を開いて、学ぶ日にちを決めましょう。

必要になったとき、サッと動くことのできる人間になりたいものですね。

 

 

文:吹井美奈子

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