さて、今年最後の建築巡りとなりました。
今回お邪魔したのは、神奈川県にある湘南台文化センター。
(設計担当は、長谷川逸子建築計画工房)
市民センター・公民館・こども館・市民シアターが一体となった建物です。
市民センターでは、市役所業務の出先機関として
さまざまな行政サービスを受けることが可能となっています。
今回は、こども館(入館は有料)目当てで
2歳の子どもを連れて行ったのですが
宇宙や自然・歴史や民族衣装といった幅広いジャンルの展示があり、
見るだけでなく実際に触れて身体を動かしながら
楽しんで学ぶことのできる空間が広がっており、親子ともども楽しむことができました。
1枚目・2枚目の写真でも目を引くのは、やはり球体(ドーム建築)かと思います。
ドーム建築の提案者といえば、
アメリカ哲学者のバックミンスター・フラー氏ですよね。
こども館のなかでは、バックミンスター・フラー氏の
多面体 通称シナジェティクスを
木の棒とゴムを使って作ってみようというコーナーもありました!
(こども達が多くにぎわっていたため、写真は撮れず…。残念)
私も挑戦してみましたが、十字に組まれたゴム材の4つの穴に
木の棒を差す動作を繰り返すことで、ドーム型を作っていくもので
簡単に「できた!」まで到達することができました。
達成感を積み重ねていくことも、子どもの成長には大切ですよね。
建物たちをつなぐ外部空間には、
小径やパンチングメタルで作られた橋・せせらぎなどがありました。
こちらの建築、パンチングメタルがあちこちに使われており
EVの天井(上記画像)や、館内に設置された椅子などでも見ることができますよ。
是非訪れた際には、探してみてくださいね。
さて!このコラムが、今年最後のコラム。
今年もお付き合いいただき有難うございました。
皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。