こんな入りで恐縮ですが、2020年12月末日に親族が亡くなりました。
クリスマスを終えてからの、
世の中も年末モードのなかでの突然の訃報であったため、
皆さんと同じで我が家も年賀状を投函し終えたあと。
お節の準備(予約)も、渡すべきお年玉の準備もしてありました。
年末ということもあり、
「通常より早い?」と思うようなスピードで通夜・葬儀が行われ、
あっという間にお骨に。
その一方で、亡くなった方名義の銀行処理・新聞の停止など、
通常と同じく細かいやることもたくさん。
いつも以上にドタバタな年末でした。
すぐそこまでに迫ったお正月
年賀状は相手方に届く前ならば、
投函の取り消し請求をすることが可能ですが、
今更感もあったのでその制度は利用しませんでした。
お節もギリギリキャンセルは忍びないので、美味しくいただくことに。
(気持ち的に憔悴していても、やはりお腹は減るので、
料理をする気力の湧かない時、お節料理があるのは結果的に助かりました)
忌明けまではお節を食べてはダメ、といった地域もあるようですね。
そして食べ物繋がりで悩むのが、お雑煮。
お雑煮は地域ごとに入っているものや味付けが異なるおもしろさがありますが、
必ずお餅が入っていますよね。
昔、お餅は吉行事でよく使われていたので、
その名残で新年にも登場するそうなんです。
といった意味を知ると、やはりこれまた喪中には避けておきたい食材。
悩んだら親族間でよく相談した方が良いかもしれません。
(我が家も親世代とよく相談して、お節をいただくことに決めました。)
後に、親族間に変なわだかまりを生まないためにもコレ大事。
子どもの楽しみはどうしよう
迷ったのはお年玉。
人が亡くなったとはいえ、お正月ですので
子どもたちはお年玉を楽しみにしていますよね。なんなら1番の楽しみ?笑
調べてみたら、お年玉は神様からの贈り物らしく、本来なら喪中は避けるべきとのこと。
しかしながら近年では、
お年玉はお小遣いの延長としての考え方の方が浸透しているため、
「お小遣い」「書籍代」といった別の名目にすれば
問題ないとの一説を見つけまして、我が家はこれに倣うこととしました。
来年の年賀状は…
亡くなったのが年末だろうと、
喪中期間が1年ということに変わりはありませんので、来年の年賀状は通常となります。
年賀状を送っていない相手から、年賀状をいただいた場合、
今年のみ寒中見舞いを送ればよいということも覚えておいて損はないかな。
誰かが亡くなるという不幸な経験は、多くしたくないものですが、
いざという場合に落ち着いて行動できるよう・後悔のない行動ができるよう、
知識をつけておいて損はないなぁと思い、書いた次第です。
さて、今年はマスクを外して行動できるようになるのでしょうか?
(マスクをした状態でも、うまく感情表現をできるよう
最近は目力のトレーニング中です!笑)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。