2020.2.15
  • コラム

日本がワースト5位 不名誉な化石賞

地球温暖化の原因といえば、

やはり1番に思いつくのは二酸化炭素ではないでしょうか。

世界中の国々が、二酸化炭素の排出量を少なくしようと努力している中

なんと悲しいことに日本はワースト5位と、二酸化炭素排出量の多い国です。

1位 中国

2位 アメリカ

3位 インド

4位 ロシア

5位 日本

(参考:GLOBAL NOTE

2019年末に行われた第25回気候変動枠組み条約締約国会議では、

地球温暖化対策に消極的な国に贈られる

不名誉な賞 化石賞に日本が選ばれるという事態も起こりました…。

 

 

 

温暖化による異常気象は、北極などの氷を溶かすだけでなく

強い台風を発生させ日本にも莫大な被害をもたらしています。

伴って、大規模な停電や断水が発生し

日々の生活が脅かされることになりましたよね。

 

 

 

1人1人ができることとは?

家庭から排出される二酸化炭素の約70%は、

電気の使用から生まれると言われています。

・断熱性を高めて、そもそもエネルギーを使う機会を減らす

・太陽光の発電システムや蓄電池を用いて、エネルギーを創って貯める

そんなことが建築としては、当たり前に求められています。

 

 

 

コーヒータイムも貢献タイム

某コーヒーチェーンでは、マイボトルを持参することで

資源削減に貢献したとして、すべてのドリンクが20円引きになります。

前面にこういったサービスを打ち出しているお店は少ないのですが、

調べてみると有名どころのコーヒーチェーンで

実施しているところが結構身近にあるものなんです。

もしかしたら、あなたのよく利用するお店も該当するかも?

 

 

 

疑問点は身近なところにも

最近、「二酸化炭素とプラスチックの排出量を抑えるために

従来のストローではなく紙ストローにしました!」なんて

お店が増えていますが、

何故か提供されるカップは従来のままプラスチックなんですよね…。

ストローよりカップの方が、プラスチック量が多いと思うのですが。

この辺りにも、まだまだ日本の排出量ランキングが

良くならない理由が隠れていそうな気がします。

 

文:吹井美奈子

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