今年の梅仕事も終わったので、
去年つけておいた梅干しを、ついに開封しました。
尖っていた塩味や酸味が落ち着いて、今年も美味しく仕上がっていて何より。
3年ほど寝かせるのも良いらしいですが、
なかなかそこまで食べずに待つことができないのが、食いしん坊の悲しいところです。笑
梅は夏の救世主
梅にはクエン酸が多く含まれています。
クエン酸の主な働きは、
疲労回復・血流改善・ミネラルの吸収を促進させることなどなど。
つまり梅は「暑さに負けてお疲れ気味・
冷房のせいで血の巡りが悪くなりがち・汗をかくからミネラルが…」と、
夏の困りごとを一気に助けてくれる救世主なのです。
他にも、お弁当には梅干しをいれておくと
食中毒予防になると耳にしたことはありませんか?
これは梅干しに、MRSAやO-157といった食中毒菌の増殖を抑制する作用があるから。
前述したクエン酸が腐敗菌に対してとても強いことに加え、
長期保存が可能な塩も防腐効果が高いので、梅干しは食中毒予防に一役買ってくれるのです。
梅干しダイエット
肥満予防に効果的なバニリンという成分が含まれています。
バニリンは脂肪燃焼の力がありますし、
クエン酸には血流改善の力があるので、
溜まった老廃物を流してくれる効果も期待できますね。
小腹が空いた時に、おやつがわりに梅干しをよく噛んで食べることで、
口寂しさを抑えつつ、ダイエットに効く食品を摂取できます。
食事前に梅を食べれば、血糖値の急激な上昇も抑えられますよ◎
加熱することで効果UP
加熱することで、
血流改善・血行促進への効果が20%もUPするとの研究データもあります。
焦げないように注意しながらフライパンで転がして加熱する方法や、
電子レンジで中まで熱を通すのも手軽でおすすめ。
ちなみに私は常々、加熱した梅干しを温かい緑茶に入れて飲んでいます。
梅干し・緑茶ともに抗菌や殺菌の効果があるので、ダブル抗菌!?作用を得られるかも!?
梅はその日の難逃れ
「朝、梅を食べることで1日元気に過ごすことができる」という意味の諺です。
「難(7)が去(3)る(0)の語呂合わせから、7月30日は梅干しの日だそうですよ。
朝食に梅をプラスして、シャキッと目を覚まし今日も元気にいきましょう!