2020.6.30
  • コラム

棚の保護シート

我が家に新しい食器棚がやってきました。

大型家具は、次々と買い替えられるような値段ではないですし

できるだけ長く綺麗な状態を保って使いたいものですよね。

そのため、大きな傷がついてしまう前に事前に保護することが重要です。

 

 

食器棚を保護するメリット

前述したように、傷つき防止というのが第一。

賃貸住宅の備え付け家具の場合、

大きな傷は敷金の返金額にも影響を及ぼします。

防げる傷は事前に防ぎましょう。

 

次に、食器の破損防止

食器を出し入れする際、コツンと棚板にぶつけた経験はありませんか?

ちょっとした傷が、ヒビに繋がることも…。

勢いよく扉を開閉すると、ちょっと食器の位置がズレることがありますが

シートを敷いておくことでこれも事前に防ぐことができます。

 

 

 

保護シートを敷きます

まずは、棚の内側・外側をすべて綺麗に拭いていきます。

一度食器を入れて使い始めると、

棚板の裏なんて滅多に拭かなくなりますから

ここぞとばかりにピカピカに。(新品だから綺麗なんですけどね)

「これからどうぞよろしくお願いします」と思いながら、隅々まで。

次に、一段一段保護シートを貼っていきます。

この時に私のオススメとしては、シートを棚より一回り小さく切ること。

周囲をマスキングテープで張り付ければ、シートがズレる心配もありません。

ちなみに、白のマスキングテープ・シートともに100円ショップで購入しました。

 

同じ方法で、玄関の靴箱の棚にもシートを貼っています。

こちらは食器棚よりも、シートを替える頻度が高いのですが

オール100円の材料でやっていることもあって躊躇なく交換できます。

 

 

 

食器棚用シートのあれこれ

今回私が使ったシートは、いたってシンプルなものですが

食器棚用シートにはいろいろと付加価値を持ったものが存在します。

例えば、備長炭を練りこんだ消臭効果をもつシートや

食器に残った水滴の強い味方? 調湿性をもったシートなど。

食器を出し入れする際のガチャンという音が気になる方は、

シート本体に滑り止めがついたものを選ぶと、音を軽減できますよ。

 

 

 

できあがりがこちら。

食器は種類ごとに、白のかごにいれて収納。

(白のかごも同じく100円ショップで購入したものです)

かごに入れておくと、身長の低い人でも

高い位置の食器を出し入れしやすいのでおすすめです。

「かごに収まるだけ、収まる大きさの物だけ」という意識が常に働くので

少ない持ち物で生活していきたい方にもおすすめ。

 

 

 

今このコラムを読んでいて、自宅を思い浮かべた際

食器を片付けようと思っても、定位置がわからない」と

思った方はいらっしゃいませんか?

かごにシールを貼れば、普段主軸となってキッチンを使う家族以外も

食器の定位置がなんとなく分かるようになります。

小さな工夫が、家事分担・子どものお手伝いのきっかけになるのです。

 

文:吹井美奈子

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