2021.5.31
  • コラム

生活に密着したスイッチ3選

空間の質の良し悪しを決める項目の1つに快適さが挙げられます。

快適さは、居心地の良さという漠然としたものでありながらも

不愉快がないかという観点からも測ることができますね。

今回は、使い勝手に着目して生活に密着したスイッチを見ていきましょう。

 

 

照明や換気扇などを操作するためのスイッチ

タイプ1.手動でオンオフを選択するもの

タイプ2.タイマー機能のついたもの

タイプ3.センサーがオンオフを選択するもの

家庭内で一番多いのは、タイプ1ではないでしょうか。

タイプ2は、照明や湯舟のお湯はり機能にも搭載されていますね。

タイプ3は、家庭でいえば人の動きを感知して光る照明など。

オフィスビルや大型商業施設では、タイプ2・タイプ3のスイッチのほうがよく見かけます。

 

手動でオンオフを切り替えるスイッチは、ワイドスイッチ(画像参照)がおすすめ。

もちろん指で押すこと前提ですが、

手が塞がっていれば肘でも、荷物の角でもスイッチ操作が可能です◎

 

住まいなら寝室・オフィスならスクリーンを用いる会議室には、

リモコンスイッチが良いですよ。

部屋を暗くしたい時に、寝ながら・座ったまま操作が可能です。

リモコンスイッチには、調光機能やタイマー機能が付属しているものもあります。

 

 

 

タイプ3のセンサーは、

先に述べたような人の気配を感知してくれるというのが1番の利点

防犯を意識して玄関や勝手口周辺に取り付けたり、

夜間トイレへ行くための道すがら、

廊下や階段に転倒防止のために取り付けたりも良いですよね。

 

 

 

スイッチの高さは、一般的には110〜120cmの高さ

車椅子使用者や高齢者には、90〜100cmが良いとされています。

日常生活を具体的にイメージしながら、スイッチの位置・数を決めましょう。

最近はスイッチ1つとっても、

さまざまなデザインのものがあるので、

理想とする部屋の雰囲気に合わせて選ぶのもおもしろいですよ♬

 

文:吹井美奈子

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