7月上旬には西日本豪雨が発生し、
7月末には本州のほぼ全土に影響を及ぼすような、
東から西へと抜ける異常な台風が発生しましたね。
これが1ヶ月以内のできごとというのがまた恐ろしいところです。
天気予報用語の違い 気付いてますか?
雨が降らないことで水不足が騒がれる一方で、
災害規模の大雨が降るともうどうして良いのやら…。
みなさん、対策はばっちりですか?
まず雨の降り方表現をおさらいしましょう。
1時間での雨量が10~20mmだと、天気予報用語だとやや強い雨と表現されます。
これはザーザー降っている程度。
30~50mmだと激しい雨と表現される、バケツをひっくり返したような雨。
80mm以上だと、猛烈な雨と表現される
大規模災害が起きるきっかけとなるここ最近のような雨となるのです。
洪水や土砂災害を引き起こすきっかけは、この雨たち。
雨量のみならず、使い分けられる天気予報用語にも要注目です。
避難方法の違い 洪水と土砂災害
洪水からの避難は、立ち退きか垂直(上階への)避難。
土砂災害からの避難は、水平(避難所や高台への)避難か垂直避難。
またどちらともに、むやみに外出しない屋内待機も重要となります。
土砂崩れはの前兆現象には、斜面の膨らみ・雨水の流れた溝がある
斜面に浮きかけた石があるといった目に見えてわかるものもあります。
こういった現象を見かけたら、その場から離れることを考えましょう!
臨機応変に対応できるように、
有事の際のことを 家族や職場できちんと話し合っておきましょうね。
何より命が重要です。
厳しい暑さもまだしばらく続きそう。
塩分水分・休息をしっかり摂って、元気に乗り切りましょう!