2019.11.15
  • コラム

まちをよーく見てみよう

地下横断歩道って皆さんご存知ですか?

横断歩道橋は主に車道の上ですが、

地下横断歩道は車道または線路を横断するために設置されます。

人用の歩くことができるトンネル、といったところでしょうか。

 

 

 

横断歩道橋と比べて、目にする機会が少ないのは

施工費・維持管理費が高額になりがちなのと

どうしても中央部が暗くなるので安全や防犯面に気を配る必要があるからです。

基本的にすべてが屋外となる横断歩道橋なら、

照明設備の設置等も必要ないですが、地下横断歩道の場合

夜間の往来を考えるとどうしても照明設備が必要ですよね…。

 

 

 

ただし、そんな地下横断歩道にもメリットはあります!

高さやスペースに問題があって、

横断歩道橋の設置を断念した箇所に設置できる場合があることや、

景観への配慮が立体歩道橋よりも得意であったり、

昇降スペースをスロープにすることで多くの人にとって使い勝手が良かったり。

 

 

 

あ、先日の台風のような大雨の日には

地下横断歩道に一挙に水が流れ込み、

冠水していることが考えられますので要注意です!

 

文:吹井美奈子

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