2018.8.31
  • コラム

まちをよーく見てみよう vol.9

運転免許をお持ちの方なら、多くの物をご存知かもしれません。

今回は道路にあるさまざまなサインに関するお話です。

 

 

日本にある道路標識は、

案内標識・警戒標識 規制標識・指示標識・補助標識の

5つに分類できます。

国土交通省 道路標識一覧のページをリンクにしておきます)

 

 

いま簡単に道路標識と言いましたが、

道路標識とはポールの上や下に標識がついていて 道路の端や上に設置された、

みなさんお馴染みのあれのこと。

 

 

どうしてそんな当たり前な説明をしたかというと、

道路自体に描いてあるサインは、道路標識と呼ばないからなんです。

「そうなの?」と、びっくりされた方も多いのでは?

道路に描いてあるものは、路面標示と呼ばれ規制標示と指示標示に分けられます。

 

 

 

初めて見た路面標示

そしてようやく添付した画像の話にいくのですが、

先日初めましての路面標示を見つけたので、ご紹介しますね。

 

 

 

それが、ともしびゾーンという路面標示。

これ、神奈川県にしかないそうなんです。

しかも調べてみると、2006年に廃止されているとのことで、

もう現存しているものが消えてしまったら一生見ることのできないもの。

(画像の路面標示も消えかかってますね…)

 

 

 

ともしびゾーンとは?

高齢者や障がい者といった交通弱者が多い地区であることを

運転者へ知らせるため、

注意喚起を目的として名付けたものだそうです。

ちなみにこの名称は、県の行政施策 ともしび運動 からきています。

 

 

 

ご当地サインって他にもあるの?

知らなきゃ何のことかわからない路面標示でしたが、 調べてみて少しスッキリ。

レアなものに出会えたという興奮もありました。

ご当地サインって他にもあるんですかね?

ご存知の物があれば、ぜひ教えてくださいね。

 

 

文:吹井美奈子

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