国の制度に、
“不動産の取引価格情報提供制度”というものがあります。
この制度は、不動産購入をした世帯に郵便を送り
アンケートをお願いすることで取引価格の情報を集めている制度。
不動産業者ではなく消費者からの声なので、
よりリアルな声を聞くことができて
不動産売買の取引実態の透明性が高いといえるのです。
一般向けには、どんな活用方法があるの?
「このあたりの土地はいくらなのだろう?」
「このあたりのマンションはいくらなのだろう?」というのを、
調べたい取引内容と地域を選択することで、
PCやスマートフォンから検索することができます。
不動産の新規購入時だけでなく、
相続評価額の参考や研究・学術利用にも活用できそうですね。
国が運営しているから不要な広告もない
全国の取引と、実際の売買価格等を知ることができるので
これから不動産取引を行おうとお考えの方には、
ぜひご覧いただきたいサイトとなっています。
(運営もとは国土交通省で、
「取引価格」と検索すれば上位にヒットします。)
このコラムのなかにも、いくつかリンクを貼っておきます。
ほかにも調べられること
ほかにも国土交通省のHPから調べられることは
たくさんあります。
例えば、主要都市の土地単価の平均値や
地価公示・都道府県地価調査価格など…。
英語版のページもあって、
すべてのデータがダウンロード可能なのも良い点です。