だんだんと薄着になり、暑さを感じる日も増えてきましたね。
もう今期の冷房・扇風機デビューされた方もいらっしゃるのでは?
NITE(ナイト:独立行政法人 製品評価技術基盤機構)によると、
6月は冷房機器による事故発生件数が、最も多い時期だそうです。
しかも、その半数が火災をともない、残念なことに死者を出すことも…。
事故が起きる主な理由は?
「使い始める前に、綺麗にしよーっと!」と洗浄した結果、
電気系統部分に洗剤が残ってしまったことによる発火と、
長らく捻じれたままになっていたコードを、そのまま使用したことによる発火。
洗浄前・使用前には取扱説明書を読み返し、正しい使用を心がけましょうね。
また、長く使っているものの場合には、
試運転時に少しでも異常を感じたら、新しい物を購入することも考えましょう。
エアコンの試運転の方法
機種により異なる部分もありますが、
一般的な試運転の方法を記載しておきます。
(試運転時には、必ず取扱説明書を確認してくださいね)
まず、エアコンを最低温度に設定し10分程 運転します。
冷風がしっかりと出てくるか・異常ランプの点滅はないかを
確認したら、次のステップへ。
つづけて30分程 運転しても、
水漏れ・異音・異臭がないことを確認しましょう。
それぞれのステップで、もし異変を感じることがあれば
すぐに修理の依頼をすることをお勧めします。
なんせ7月は、冷房機器の修理依頼が最も混み合う時期ですから…!
いざ使いたいと思ったときに試運転するのでは遅い
ということも覚えておきましょう。
設計段階から火事を予防する
ちなみに、火災に強い建物を考えるには、
近隣からのもらい火と内部出火の2方面のリスクを考えた設計が重要です。