10代でもかかる生活習慣の代表格、歯周病。
20代以降は75%の人が、かかっているといわれているのをご存知ですか?
できることなら残りの25%でいたいものですよね。
今回は、自宅でできる歯周病対策についてお話しします。
「歯磨きを極める」ことが何より大切
以前、歯科医院で「磨いているのと磨けているのは、まるで別ですよ」と
言われたことがありますがまさにその通りだと思います。
恥を捨てて、自分の歯の生え方にあった歯ブラシ・歯磨き方法を、
歯のスペシャリストである歯医者さんに教えてもらいましょう。
あとは習ってきたことを、毎日自宅で実践するのみ。
はじめは鏡を見ながら、慣れてきたら ながら でも
上手にできるようになるそうですよ。
食事毎に磨くのが理想ですが、1日1回しっかりと時間を設けるだけでも、
かなり違うそうで、最もやるべきは就寝前とのこと。
歯ブラシは、鉛筆のように持つと細かく動かすことができるそう。
持ち方もはじめは慣れが必要ですね。
「喫煙は歯周病の敵」今すぐやめよう
煙草に含まれるタールは、歯の表面をザラザラにして
プラークがつきやすくなるようにします。
歯周組織の免疫低下も起こさせるので、
歯周病を進みやすくしたり治りにくくしたりという悪い作用も…。
ちなみに喫煙は、歯周病の敵なだけでなく口臭の原因にもなります。
歯周病も口臭の原因になるので、喫煙しているとダブルパンチです。
すぐ始められる「食べ物で歯茎を健康にする」
タンパク質、ビタミンA〜D、カルシウムというように
バランスの良い食事が大切。
歯茎をつくる線維は肌と同じくコラーゲンからできているので、
肌に良いとされているものは歯茎にも良いことが多いそうですよ。
噛みごたえのある食べ物をよく噛んで食べると、
プラークがつきにくくなるだけでなくダイエット効果も期待できます。
噛みごたえのある食べ物といえば、
スルメやアーモンドなどのナッツ類が想像しやすいところですが、
人参やセロリのスティックサラダ、牛蒡チップもおすすめ。
手軽に栄養補給もでき、子どものおやつにも良いですよね!
お口の健康は身体の健康へ
歯周病菌や、そこから作られた物質が原因で、
心臓病・脳卒中・糖尿病などの別の病気を引き起こすリスクもあるそうです。
怖いですよね…、できることから毎日しっかりやっていきましょう!