前回のコラムでは、4月から値上げさせるものについていろいろとお伝えしました。
今回は、「申請したら貰えるお金って、実は世の中にはいろいろとあるよ」という
お得な情報についてお話していきましょう。
行政が管轄するお得な情報は、声高々に発表されることが少ないので、
知らない人が多くてうまく活用されていない現状があります。
今日は6種の申請したら貰えるお金を紹介しますね。
高額医療費制度
高額な医療費を支払った場合、限度額を超えたぶんの金額が戻ってくる制度。
例えば出産等、医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、
限度額適用認定証を提示する方法が便利です。
結婚助成金
新婚世帯にかかる費用の補助として最大わ60万円支給されます。
ただし条件があり、39歳以下で年収がおよそ540万円以下の人のみが対象。
結婚は、引越ししたり何かと物入りだったりするので、該当するなら申請しなくては絶対損!
育児休業給付金
育休取得前1年間正社員雇用されており、雇用保険に加入している人が対象。
育休開始から180日間は月給の67%(手取り賃金の約8割)、
181日以降は月給の50%が支給されます。
介護休業給付金
家族の介護が理由で休業した場合、
93日を限度に3回までに限り給与の67%が支給される制度。
ただし、介護の度合いや“家族”の枠組みについては規定ありなので、
厚生労働省のHPを参考に要チェックです。
住宅購入に関する給付金
住宅ローン減税の控除期間が13年間、すまい給付金は最大50万円、
贈与税非課税枠は最大1500万円、グリーン住宅ポイント制度等。
施主が自ら申請するものや、工事施工者・販売事業者が行うものもあります。
訓練給付金
職業訓練受講給付金は、ハローワークの職業訓練を受けながら
毎月10万円(+交通費)を受け取れます。
雇用保険に加入しておらず、月収8万円以下が条件。
一般教育訓練給付金というものもあります。
これは、国が指定する資格講座を修了すると、受講費用の20% 最大10万円が戻ってくる制度。
どれも条件付きなので、自分が対象者になれるのかしっかりと確認を。
また、制度によっては「財源が尽き次第終了」となる場合もあります。
「使うことのできるお得は、使えるうちに!」が鉄則ですよ。