2018.6.30
  • コラム

まちをよーく見てみよう vol.8

まちを歩いていたら、おもしろいものを発見しました。

とある学校のフェンスの下のくぼみに、

木枠のついた網がさらに組み込まれている光景です。



そばに用務員さんがいらしたので、お話を伺ってみると

「溜まった落ち葉が、外へ出て行ってしまうのを防ぐため」

「野良猫が、校内へ侵入してくるのを防ぐため」とのこと。

出ていくのと入っていくのを防ぐ、策であったようです。




中央部は網なので、風通しは問題なさそうですね。

ここが塞がってしまう素材だと、

溜まった落ち葉は雨水の湿気により腐食することでしょう。

濡れた落ち葉が張り付いたら、回収に手間取りそう...。

虫たちの溜まり場になることも予想されます。網にして正解ですね。

文:吹井美奈子

 

2018.6.15
  • コラム

デッドスペースの活用に!突っ張り棒

収納というのは、いくら設計しても足りなくなりがちです。

そんな時、さっと収納力を向上させるのに

役立つのが、皆さんご存知の“突っ張り棒”です。



100円ショップで購入できる手軽さに始まり、

耐荷重性・長さや柄もさまざまで、たくさんの種類があり

我々の生活になくてはならない雑貨の1つです。



あなたのお住まいにも1本はあるのでは?





我が家では、先に載せた画像のように突っ張り棒が大活躍中。

洗濯機の蓋の開け具合・洗濯物の出し入れを考えてのスペースとはいえ

洗濯機上のスペースって、空きがち(デッドスペースになりがち)ですよね。

我が家の場合、ここには、1本耐荷重のしっかりとした突っ張り棒をかけ

ハンガー・洗剤などを引っかけています。

突っ張り棒のサイドのゴムキャップを一旦外せば、

右下の写真のように籠を通すことも可能です!(ちなみにこの籠も100円ショップ購入品)

籠の中には、洗濯ネットとサッと掃除用のペーパーを常備しています。





画像右上のファンシーなところは、子どものおもちゃ棚。

ここは突っ張り棒1本に見えますが、実は前後に2本仕込んでいます。

奥が低くなるように段差を設けて設置することで、

ぬいぐるみたちの落下防止も兼ねています。



画像左下のドライヤーは、洗面所の鏡と壁の隙間に。

細くて短い突っ張り棒を2本重ねる形で設置。

コードがあって、かさばりがちなドライヤーも

これなら外に出ていてもスッキリして見えるのでおすすめです。



正しい突っ張り棒の設置方法とは?

突っ張らせたい壁へもっていき、そこでクルクルと長さを合わせ

「きつめに壁に突っ張ってきたから、クルクル終わり!」

なんて突っ張らせ方をしている人がほとんどではないでしょうか?



実はこのやり方は間違い。



突っ張らせい壁の幅よりも少し長めに

突っ張り棒の長さを設定し

グッと壁に押し込むのが正解のやり方です。

ちょっとした違いですが、強度がかなり変わってくるので1度お試しあれ。



いまの間取りをより活用しよう

壁を傷つけないように、耐震ジェルシートをかませるのもおすすめ。

家具を増やして収納力をUPさせるまえに、

突っ張り棒を使って、現状の間取りをより活用してみませんか。


文:吹井美奈子
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