2019.12.15
  • コラム

大掃除のついでにオススメしたい3つのこと

12月も半ばとなりましたが、

皆さん大掃除は順調に進んでいますか?

今回は、大掃除のついでにオススメしたい3つのこと

お伝えしていきます。

大掃除が終わった方・まだの方、どちらの方にもご一読いただきたい内容です!

 

 

1.ついでに断捨離

改めて断捨離しようとすると、なかなか進まないですが

「この1年で、着ていない・使っていないのでは?」と

思われるモノを、この機会に手放してはどうでしょうか。

1年出番がなかったのに、翌年出番がある物ってなかなかないですよ…!

 

リサイクルショップに持ち込んだり フリマアプリで売ったりして、

お正月の初売りに備え、お小遣い稼ぎをするのも良いですね♪

次に使ってくれる人を見つけることができれば、

なんでもゴミとして捨ててしまうより、資源の再利用になります。

 

 

 

2.除湿剤・消臭剤の設置

断捨離の成果できれいになった収納に、

除湿剤と消臭剤を設置していきましょう。

湿気は床に近い部分から溜まってくるので、

除湿剤はなるべく床に近い 低い位置への設置がオススメです。

 

消臭剤は、好きな香りのものを選べば良いのですが

強い香りが衣類や布団などにつくのが苦手な方には

茶葉の設置がオススメです♪

賞味期限の切れてしまったものや、余りもの何でもOK!

 

今年の我が家は、画像のものを設置しました。

茶葉の入った缶を、排水溝ネットで覆い設置するだけ。

消臭力が落ちてきたように感じたら

上面にある茶葉を捨てて 少し混ぜてあげると消臭力が復活しますよ。

 

 

 

3.巾木にメンディングテープ

床面に沿って設置されている巾木のコーキングって、

あっという間に埃が溜まってしまう厄介な場所ですよね…。

ちょっと粘着力があるために、掃除機ではなかなか埃が取れず

濡らして固く絞った布巾や、刷毛で掃除しなくてはならない面倒さ。

 

そんな巾木には、100円ショップで手に入れることが可能な

メンディングテープを貼っておくのがオススメです!

我が家の巾木は白なので、

薄い白のテープを入手してきて早速貼りました。

 

洗濯機や冷蔵庫を設置している壁との間の巾木など

毎日の掃除は難しい場所への貼り付けもオススメです。

一般的なテープではなくメンディングテープなのは、

粘着力が弱めで壁紙への負担が少ないから。ぜひお試しください。

 

 

 

あまりに月末に大掃除の日を設けると、

「年内のゴミ収集が終わっていた…」なんてことになりかねませんので

早めに大掃除を終わらせるよう心がけましょうね。

 

文:吹井美奈子

2019.11.30
  • コラム

室内の空気清浄化方法

花粉症をおもちの皆さん、あなたの症状はいつ頃出始めますか?

2月下旬あたりからが本格的なシーズンといわれていますが、

早めの対策は必須です。

 

 

普段、何気なく吸い込んでいる空気の中には、

花粉だけでなくPM2.5やハウスダストといった

アレルギー症状を引き起こすさまざまな物質が含まれています

特に、PM2.5は気管支炎や喘息・癌の原因となりえると

懸念されている物質ですので、要注意。

 

地域の防災無線等を通じて、「PM2.5の濃度が高まっています」といった

外出注意喚起を耳にしたこともあるのでは?

このアナウンスを耳にしたら、不要な外出を避け

換気や窓の開閉を最小限にし、マスクを着用しましょう。

 

 

 

室内の空気を清浄化する方法

手軽にできるところで言えば、空気清浄機の設置

空気清浄機は、室内に入り込んでしまった

外部から侵入した汚れた空気を

フィルターでろ過し、綺麗になった空気を再び室内に戻す仕組みです。

一旦汚れた空気が室内に入ることを許すので、

家中すべての空気を清浄化するまでは、

汚れた空気と清浄化された空気が入り混じった中で過ごすこととなります。

 

 

では、どうしたら入り混じった空気の中で生活しなくてよくなるか。

その答えの一つとして、第一種換気の採用を挙げましょう。

第一種換気とは、給気と排気の両方を機械でコントロールする方法のこと。

(ちなみに機械の用い方の違いで、第二種換気・第三種換気なんてものもあります)

 

 

給気システムの部分に、高性能で高気密のフィルターを設置することで

花粉やPM2.5などの、さまざまな物質の侵入を防ぎます。

つまりは、はじめから汚れた空気を室内にいれない方法です。

 

 

 

今回の画像は…

秋晴れの日に撮影した天使のはしご。

みなさん、天使のはしごってご存知ですか?

雲間から光が漏れて、太陽の光の筋が射しているときの別名です。

(俗称:薄明光線)

 

天使のはしごは、幸せを呼ぶともいわれている幸運なもの。

師走も近づき忙しくなる時期ですが、

みなさんも是非空を見上げて、天使のはしごを探してみてくださいね。

 

文:吹井美奈子

2019.11.15
  • コラム

まちをよーく見てみよう

地下横断歩道って皆さんご存知ですか?

横断歩道橋は主に車道の上ですが、

地下横断歩道は車道または線路を横断するために設置されます。

人用の歩くことができるトンネル、といったところでしょうか。

 

 

 

横断歩道橋と比べて、目にする機会が少ないのは

施工費・維持管理費が高額になりがちなのと

どうしても中央部が暗くなるので安全や防犯面に気を配る必要があるからです。

基本的にすべてが屋外となる横断歩道橋なら、

照明設備の設置等も必要ないですが、地下横断歩道の場合

夜間の往来を考えるとどうしても照明設備が必要ですよね…。

 

 

 

ただし、そんな地下横断歩道にもメリットはあります!

高さやスペースに問題があって、

横断歩道橋の設置を断念した箇所に設置できる場合があることや、

景観への配慮が立体歩道橋よりも得意であったり、

昇降スペースをスロープにすることで多くの人にとって使い勝手が良かったり。

 

 

 

あ、先日の台風のような大雨の日には

地下横断歩道に一挙に水が流れ込み、

冠水していることが考えられますので要注意です!

 

文:吹井美奈子

2019.10.31
  • コラム

省エネ・創エネ、そして畜エネ

いま子どもたちの教育・学習は、

私たちが小さかったころと大きく変わっていて

英語やプログラミングの授業が当たり前のように行われています。

英語はまだしも、プログラミングを使う人生なんて一握りだろ」と

思われる方もまだまだいるそうですが、果たしてそうでしょうか?

 

 

 

教育に盛り込まれたということは、

プログラミングはできて当たり前の世代が登場してくるということ。

これって、プログラミングをできない世代にとってはなかなかの脅威ですよね。

 

 

 

建築とプログラミングの関りとは?

建築に関係する身近なところでいえば、

タブレットやスマートフォンを用いて

家じゅうのエネルギーをコントロールするようになっていること。

 

コントロールパネルを常に携帯・確認できるようなものなので、

外出先から冷暖房のON・OFFをすることもできる便利さがあります。

これも簡単なプログラムを組むことで、より使いやすいものにすることが可能。

 

 

 

そもそもスマートフォン世代で生きている若者にとっては、

アプリで何かを管理・確認することに対し、何も抵抗はないのでしょう。

 

 

 

政府の方針、ご存知ですか?

省エネルギーと創エネルギーを組み合わせることで

一次エネルギーの消費量が差し引きゼロになる住宅

ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)を

政府は2020年までに標準的な新築住宅として推進していく方針を打ち出しています。

 

 

2020年はもうすぐそこ、どんな風に変わっていくのですかね。

省エネルギーと創エネルギーには、

大容量のソーラー蓄電池や

HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)などが必要不可欠となってきます。

 

先に述べた、タブレットで家じゅうのエネルギーを

コントロールする話もここに繋がりますね。

省エネ・創エネ、そして畜エネ。3つのエネルギーを賢くマネジメントしていきましょう!

 

 

 

時代に即した賢い備えを

これから寒くなる時期。

大きな災害等で電気がストップしたことを考えると、

電力の自給自足をすることができる家にしておくに越したことはありません。

エネルギー価格の上昇・災害による停電にも強い家を目指しましょう。

 

文:吹井美奈子

2019.10.15
  • コラム

弾丸、富山建築巡り

先日、富山へ弾丸の建築巡りをしに行ってきました。

まず私の建築巡りは、高いところに登ることから始まります。

今回は、呉羽山公園展望台へ行き、富山市内を一望。

目につく高い建物や、大きな川・新幹線の通る場所などの

位置関係をざっと把握したら、いざ目的の建築へ。

 

 

 

隈研吾氏設計のTOYAMAキラリと呉音と見に行くと、

東京オリンピックの開催競技場の設計者であるためか観光客がわんさか!

建築の写真を撮っている方がたくさんいて、

「お!これを機に建築好きが増えないかな?」と淡い期待を抱いてみたり。

 

 

それから、北陸最大の大伽藍である瑞泉寺も見に行きました。

瑞泉寺は彫刻の町 井波にあるので、参道に足を踏み入れると

コツコツコツという木を削る音があちこちから聞こえてきます。

いつまでも聞いていられるような、心地よい音が響きます。

 

速足での見学となりましたが、瑞泉寺 菊の門脇にある

「獅子の子落とし」もしっかりと見てきましたよ。

獅子の子落としは、井波彫刻の元祖といわれる田村七左衛門の作品。

井波に来たからには、これを見ずにして帰ることはできません。

 

 

 

富山の駅周辺や、そこから車で移動できる10分以内の範囲には

昭和20年に起きた空襲の被害を免れ

今なお残る建築の姿をいくつか確認することができました。

忘れてはならない、大切な記憶を継承する建物ですね。

 

文:吹井美奈子

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