新年度ですね! 少し久しぶりとなりましたが、 月2回更新していたコラムを今月より再開します。 どうぞまたお付き合いください。 先日、某ショッピングモール内で 可愛らしいピクトグラムを見つけました。 1つのピクトグラムに、2人描かれているのは珍しくありませんか? これは、非常用階段の扉に描かれていたものです。 確かに階段は昇降の動作があるものですが、 まさか2人登場することで、階段の役割をより強調させるとは。 エスカレーターには昇り降りがありますもんね。 しかし、“非常用”であるが故、 エスカレーターやエレベーターを動かすであろう電気は止まっているだろうし 果たして階段に昇降の区別を表す必要はあったのか... 「あ、可愛さだけの追求なのか?」 と思いを馳せるのでありました。
街歩きをしていたら、神社の参道前でこんな車止めを見つけました。色はそのままですが、鳥居の形をしています。
立て看板よりずっと良い
これまでこの先に神社があることを知らなかったのですが、この車止めのおかげで新しい発見をすることができました。”ここから参道”というのが伝わる、良い車止めですね。「この先、〇〇神社」なんて立て看板をよく見かけますが、それよりずっと趣深さがありますし、日本語のわからない方にも通じやすい作りです。
街に溢れるピクトグラム
今回の鳥居の形をした車止めは少し変わったものですが、街にはいたるところにピクトグラムが溢れています。皆さんご存知ピクトグラムとは、わかりやすい絵と色の違いなどで誰にでも一目で意味がわかるようにイラストにしたもの。その登場は、1964年に開かれた東京オリンピックなんですね。
2020年の東京オリンピックに向けて、また新たなピクトグラムが登場するのでしょうか?皆さんも変わったピクトグラムを見つけたら、ぜひ教えてください。
今回は、みなとみらい駅で見つけたトイレサイン(マーク)をご紹介します。
今回の気になりポイントは、女性用だけでなく男性用の方にも乳幼児のマークがあったこと!少し前に、「ショッピングモールのおむつ交換場所(おむつ交換室)で、男性が赤ちゃんのおむつ交換をしていたら、別の子どものお母さんから「うちの子どもは女の子だから、あなた出て行って!」と言われた…」なんて話がちょっとしたニュースになったこと、皆さんはご存知ですか?
その話が頭に残っていたからこそ、今回トイレサインに目がいったのかもしれません。イクメンなんて言葉がありますが、実際父親なんだから育児はやって当たり前。女性だけになんでも任せていては、ダメなのです。
しかし、イクメンという言葉を作ったのは、外で男性が育児参加しにくい環境を作っていた社会のせいでもあるのかも…。ベビーチェアのついた個室トイレは、女性トイレにばかり設置され、おむつ交換場所は女性トイレ内に設けられている場合も。男性が育児に参加しやすい環境を、まだまだ建築からも提供していけそうですね。
外の風を浴びるには、気持ちの良い季節になりましたね!皆さんお住まいのベランダやバルコニーを、洗濯物を干すときだけ使ってはいませんか?さすがにそれは勿体ない…!
例えば家庭菜園にチャレンジしたり、小さくてもテーブルセットを置いてランチできる場所を確保したり、トライしてはいかがでしょう?寒すぎず暑すぎずのこの時期は、外の模様替えにも挑戦しやすい時です。
主な違いは屋根の有無
さて、今の前文で言い換えたべランダとバルコニーの違いについて今日はお話します。
ベランダとは、洋式の建物の2階以上にある外についた屋根付きの部分のこと。一般的な戸建て住宅やアパート・マンションで見られるものです。ちなみに1階にある場合は、名前がテラスに変わります。
対してバルコニーは、ベランダの屋根なしタイプのことを指します。マンションの上階のほうに、普通のベランダと異なる広い庭があるタイプを見かけたことはありませんか?それがバルコニーです。
最後にプチクイズ!
では添付している画像に写っているのは、ベランダ・テラス・バルコニーのどれにあたるでしょうか?そう、ベランダですね。