2019.7.31
  • コラム

パパ・ママ目線からの建築への願い

今回載せた画像は、某ショッピングモールの床に描かれていた

ベビーカーの駐車スペースを表すピクトグラムです。

ベビーカーユーザーにとって、これがどれだけ有難いことか!

いま1歳8か月のイヤイヤ期まっただ中の娘のママとして、

今日はいろいろとお話させていただきますね。

 

 

 

子連れは必ずしも優先されるべき

なんて考えはもっていませんが、

「周囲の人がもう少し優しかったらな」と思うことはしばしばあります。

・自分で歩きたいけれど、長距離は歩くことができない

・一瞬でも目と手を離すと、危ない方へ走っていく

そんな娘を見ながら、ベビーカーを押し、

周囲にも気をつけながら進むのは非常に精神を削られます。

 

愛しい愛しい我が子でも、10kgを超えると1日中抱っこは辛いですし

これに荷物も加わると、サッと動くことが困難で危険なのです。

(「暴れる米袋をお渡ししますので、お米をこぼさないでください」

なんて無茶なシーンを想像してもらえると、難しさが伝わるでしょうか?)

 

 

 

買い物中に、ベビーカーを一時的にでも停めておける場所があると

「あの場所にベビーカーを止めて、邪魔になっていないかな?」という

心配を軽減することができます。

先にも述べましたが、これがどれだけ有難いか…!

 

 

 

東京オリンピックのチケット当落も発表され、

いよいよ開催が近づいてきた感じがします。

さまざまな国からお客様がくること・不便が生じることが予想されます。

オリンピックに向かって、建設ラッシュな部分もありますが

どうかそれらの建築が、

多くの人にとって優しい配慮がなされたものであることを祈る限りです。

 

 

 

2018年7月更新『立場が変わって初めてわかったこと

11月更新『続 立場が変わって初めてわかったこと』も

子どもに関するパパ・ママ目線のコラムです。

あわせてご一読いただけますと幸いです。

 

文:吹井美奈子

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