2019.9.15
  • コラム

消火器をチェックしよう

みなさんのお住まいや仕事先に、消火器は置いてありますか?

使うシーンがないまま長年放置されている消火器は、

一見綺麗に見えますが 耐用年数の確認が必要です。

耐用年数の目安は、業務用消火器ならば

製造年からおおよそ8~10年(住宅用はおおよそ5年)です。

 

ちなみに住宅用の消火器は、薬剤の詰め替えができないために

業務用消火器と比べて耐用年数が短いそうですよ。

 

 

 

耐用年数内でも要チェック

たとえ、耐用年数の範囲内であったとしても

湿気の多いところに長い時間 消火器を放置すると腐食する場合があります。

腐食すると、見た目にサビが現れるのですぐわかるはずです。

大きな傷や変形の見受けられる消火器も廃棄しましょう。

「まぁ大丈夫でしょ」と安易な気持ちで放置すると、破裂の危険も!

もしもの時に命を助けてくれるはずの消火器が、

事故の原因となっては元も子もないですよね…。

 

 

 

廃棄する方法は?

廃棄するといっても、消火器は普通ゴミに出すことができません

いま多くの場所で配置されているであろう

2010年以降に製造されている消火器には

元々リサイクルシールが添付されていますので、こちらも要チェック。

処分の詳しい方法は、リンク先の消火器リサイクル推進センターをご確認ください。

 

文:吹井美奈子

2019.8.31
  • コラム

世界の未来のためにできること

普段、買い物袋を持ち歩いて

ビニール袋を受け取らない生活を心がけているのですが

先日久しぶりにビニール袋を貰ったら、

画像のような表記がなされていましたのでコラムにします。

 

 

 

有機資源由来物質を、プラスチック構成成分の所定量以上含む

バイオマスプラスチック製品がこのマークを表記できるそう。

今回私が貰った袋は、サトウキビから砂糖を取った後に残る糖蜜である

廃棄糖から作った植物性プラスチックが25%使用されたものでした。

この取り組みによって、

石油資源の節約と二酸化炭素の削減が実現できているのです!

(参考:日本バイオプラスチック協会

 

 

 

最近では、プラスチック製品の消費削減のために

プラスチックストローを置かない・渡さない店舗も増えてきましたね。

私はマイストロー持ち歩き派なので、

これも今後続けていきたいなと思っている動きです。

世界の未来のためにできること、1人の力は微々たるものですが

毎日みんなで少しずつ。

 

文:吹井美奈子

2019.8.15
  • コラム

あとから設置できる赤ちゃん休憩室

先日、初めてこんなスペースを見つけました!

皆さんは、見かけたことありますか?

これ、設置型の1組用のおむつ替え・授乳室で

mamaroというスペース製品なのです。

 

 

出先で、

おむつ替え・授乳を行おうとすれば

赤ちゃん休憩室を探すのが一般的でしたが

mamaroならば、幅180cm・奥行90cmあれば設置可能。

高さは200cmなので、ほぼほぼどんな公共の場所にも収まります

ショッピングモールなら各階へ設置が可能ですし

銀行や本屋などの、少し狭い施設内でも設置できる優れもの。

赤ちゃん休憩室の場所をわざわざ確保しなくとも、

あとからでも設置できるというのが良いですよね。

 

 

 

実際に、1歳10か月の娘を連れた状態で

妊婦の私が入ってみましたが、

何の問題もありませんでした!

むしろ「あれ?なんで今まで一か所に集められて

おむつ替えをしたり、授乳をしたりしていたんだ?」と

思ってしまうくらいの快適さに驚きました…!

ほかの赤ちゃんの泣き声や、大人との話声で

授乳を中断してしまう繊細な赤ちゃんにも

もってこいの空間だと感じました。

 

 

 

全国への設置数はまだまだ多くありませんが、

こんなに快適な空間ですから

次第に設置場所は増えていくことでしょう。

スマートフォン向けのアプリをダウンロードすれば、

mamaroの空き状況までわかるというのですから

至れり尽くせりのシステムです…!!

 

 

 

先月の『パパ・ママ目線からの建築への願い』直後に、

パパやママの助けとなる空間を見つけられて安堵。

気持ちはホクホクしています。

 

文:吹井美奈子

2019.8.9
  • インターン

インターンシップ 2019_08 大河内さん

傾斜のある敷地にバス停があり、バスを待っている間に休憩したり、地域の人が集まり、コミュニケーションが生まれる場所として設計した。傾斜に合わせた一階の空間では、寝そることができ、二階の展望デッキでは、夜景や星空を眺めることができる。

2019.7.31
  • コラム

パパ・ママ目線からの建築への願い

今回載せた画像は、某ショッピングモールの床に描かれていた

ベビーカーの駐車スペースを表すピクトグラムです。

ベビーカーユーザーにとって、これがどれだけ有難いことか!

いま1歳8か月のイヤイヤ期まっただ中の娘のママとして、

今日はいろいろとお話させていただきますね。

 

 

 

子連れは必ずしも優先されるべき

なんて考えはもっていませんが、

「周囲の人がもう少し優しかったらな」と思うことはしばしばあります。

・自分で歩きたいけれど、長距離は歩くことができない

・一瞬でも目と手を離すと、危ない方へ走っていく

そんな娘を見ながら、ベビーカーを押し、

周囲にも気をつけながら進むのは非常に精神を削られます。

 

愛しい愛しい我が子でも、10kgを超えると1日中抱っこは辛いですし

これに荷物も加わると、サッと動くことが困難で危険なのです。

(「暴れる米袋をお渡ししますので、お米をこぼさないでください」

なんて無茶なシーンを想像してもらえると、難しさが伝わるでしょうか?)

 

 

 

買い物中に、ベビーカーを一時的にでも停めておける場所があると

「あの場所にベビーカーを止めて、邪魔になっていないかな?」という

心配を軽減することができます。

先にも述べましたが、これがどれだけ有難いか…!

 

 

 

東京オリンピックのチケット当落も発表され、

いよいよ開催が近づいてきた感じがします。

さまざまな国からお客様がくること・不便が生じることが予想されます。

オリンピックに向かって、建設ラッシュな部分もありますが

どうかそれらの建築が、

多くの人にとって優しい配慮がなされたものであることを祈る限りです。

 

 

 

2018年7月更新『立場が変わって初めてわかったこと

11月更新『続 立場が変わって初めてわかったこと』も

子どもに関するパパ・ママ目線のコラムです。

あわせてご一読いただけますと幸いです。

 

文:吹井美奈子

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