4年に1度の開催・尚且つ今回は自国開催である
オリンピック・パラリンピックイヤーに閏(うるう)年となりましたね!
「閏年も、オリンピック・パラリンピック同様に4年に1度」といわれがちですが
実は、ピッタリ4年ごとにやってくるものではないのです。
その理由はとても専門的で、ここに書くと長くなるので
こちらのリンク先をご参照ください…!
閏年のほかに閏秒も存在する
1日追加するほどではないけれど、
生じるわずかなズレを補正するために1972年から導入されたのが閏秒。
日本では、8時59分60秒という形で1秒追加挿入され
2014年までの42年間で25回、閏秒が導入されています。
免許更新はどうなる?
2月29日が誕生日の方に対し、
「4年に1度しか誕生日がこないんだよね!?」なんて
鉄板ジョークもありますが、道路交通法としては
「2月29日生まれの人は、2月28日生まれとみなす」との文言が。
つまり、ほかの誕生日の方と変わらず 免許更新のお知らせは来るのです。
(当たり前といえば、当たり前ですね!)
閏年には大きなことが起こりやすい!?
日本では閏年には、
後世に残るような大きなことが起こりやすいといわれています。
2020年であれば、オリンピック・パラリンピック自国開催となりそうですね。
同じく1964年のオリンピック・パラリンピック自国開催時も閏年。
悪い方面でいえば、1968年の三億円事件も閏年ですし
1984年のグリコ・森永事件も閏年に発生しています。
どうか今年は、悪い方面ではなく良い方面で後世に残ってほしいものです。
新型コロナウイルスの影響を受け、
オリンピック・パラリンピックは、別の国での開催が噂されたり
IOCからの発表で「1年延期の可能性」なんてニュースが出たりしていますが
“自国開催の準備をしてきたのに、新型ウイルス流行につき中止”なんて
ニュースが後世に残らないことを祈る限り。
コロナウイルスも落ち着いて、安心して
オリンピック・パラリンピックの開催を迎えられますように。
地球温暖化の原因といえば、
やはり1番に思いつくのは二酸化炭素ではないでしょうか。
世界中の国々が、二酸化炭素の排出量を少なくしようと努力している中
なんと悲しいことに日本はワースト5位と、二酸化炭素排出量の多い国です。
1位 中国
2位 アメリカ
3位 インド
4位 ロシア
5位 日本
(参考:GLOBAL NOTE)
2019年末に行われた第25回気候変動枠組み条約締約国会議では、
地球温暖化対策に消極的な国に贈られる
不名誉な賞 化石賞に日本が選ばれるという事態も起こりました…。
温暖化による異常気象は、北極などの氷を溶かすだけでなく
強い台風を発生させ日本にも莫大な被害をもたらしています。
伴って、大規模な停電や断水が発生し
日々の生活が脅かされることになりましたよね。
1人1人ができることとは?
家庭から排出される二酸化炭素の約70%は、
電気の使用から生まれると言われています。
・断熱性を高めて、そもそもエネルギーを使う機会を減らす
・太陽光の発電システムや蓄電池を用いて、エネルギーを創って貯める
そんなことが建築としては、当たり前に求められています。
コーヒータイムも貢献タイム
某コーヒーチェーンでは、マイボトルを持参することで
資源削減に貢献したとして、すべてのドリンクが20円引きになります。
前面にこういったサービスを打ち出しているお店は少ないのですが、
調べてみると有名どころのコーヒーチェーンで
実施しているところが結構身近にあるものなんです。
もしかしたら、あなたのよく利用するお店も該当するかも?
疑問点は身近なところにも
最近、「二酸化炭素とプラスチックの排出量を抑えるために
従来のストローではなく紙ストローにしました!」なんて
お店が増えていますが、
何故か提供されるカップは従来のままプラスチックなんですよね…。
ストローよりカップの方が、プラスチック量が多いと思うのですが。
この辺りにも、まだまだ日本の排出量ランキングが
良くならない理由が隠れていそうな気がします。
2月15日(土)昼12時よりBS朝日で放送の「辰巳琢郎の家物語」にて「練馬_Yリフォーム」が4世帯がみんな元気になる家として再放送されます。https://www.bs-asahi.co.jp/tatsumi/
こちらの画像は、モグラが家(巣)作りの際に
不要となって地表に出した土、通称モグラ塚を撮影したものです。
モグラは、あまり地表に出てくることがなく
一生のほとんどを地中で過ごすため
実際にお目にかかったことのない方も多いのではないでしょうか?
モグラの家の構成は?
地中で快適な生活を送るモグラの家は、
食料の貯蔵庫や水飲み場といったダイニングキッチン
リビングにあたる休憩室・寝室のような避難室
そしてそれらを繋ぐ廊下の役割を果たす通路で繋がっています。
メインの通路は何度も通るものの、
食料確保のために掘ったサブの通路は
掘ったその時一度しか通ることのない場合もあるそうですよ。
家づくりの立地として好まれるのは、
木の根や小高い丘の下が多いようです。
エサのある田畑などに向かって、サブの通路を伸ばします。
限りある資源を大切に
巣の一部が壊れた場合には補修もしますし、
異物が入った場合には駆除も行うなど
住まいをとても大切にしている生き物 モグラ。
目は退化していてほとんど見えていないのに、
大きな手と爪を用いて家作り・管理をしているの凄いですよね。
私たちもモグラを見習って、限りある資源を大切に
1つ1つの建築を大切にしていかなくてはですね。
2020年、はじめてのコラム投稿です。
本年もどうぞお付き合いくださいませ。
令和初めてのお正月、みなさんはどう過ごされましたか?
私は、見かける機会の少ない門松と出会えたお正月でした!
今回は、そんなお正月飾りの代表格でもある門松にまつわるお話です。
そもそも門松とは?
先に述べたように、お正月飾りの代表格の1つ。
門松という名前以外にも、
松飾り・飾り松・立て松という名前でも呼ばれています。
字のごとく、元々は松がメインの飾りだったそうですが、
(地方によっては、杉や榊といった松と同じ常緑樹メインのところも)
現代では竹がメインで、松や梅・葉牡丹で彩られたものが多いですよね。
飾りに性や色の違いがある場合は、
左右の設置位置にも決まりがあります。
松の場合は雌雄があり、葉牡丹の花の場合は紅白がありますね。
この場合は、向かって正面から雄松を左・雌松を右に。
葉牡丹なら、白を雄として左・紅を雌として右に設置します。
どんな意味で設置するの?
お正月にやってくると言われている年神様を
迷うことなくお迎えするための目印の意味合いとされています。
ほかにも、年神様の拠り所・一生の幸せや長寿を願うものなど
門松を設置する意味合いについては、諸説あるようです。
今回見つけたのは…
現在一般的な門松といえば、
先端を斜めに切り落としてあるそぎと呼ばれるスタイル。
今回私が見つけたのは、寸胴と呼ばれる
先の部分を節の位置で平らに切り落としたスタイルのもので、
そぎの登場ともに、
見かける機会の少なくなった古いタイプの門松ともいえます。
門松の歴史は古く、文献に残されているものですと
平安時代後期には門松があったことを確認できるそうです。
この頃のスタイルは寸動が一般的であり、
そぎのスタイルを作ったのは、かの有名な徳川家康で
竹を槍に似せて斜めに切り落としたなんて逸話も。
門松はいつまで飾るか
これも地域によってさまざま。
関東や九州の多くの地域では、1月7日までですが
関西やその他多くの地域では1月15日
つまり今日までのところもあるようです。
片付けられてしまう前に、ぜひぜひ門松チェックを!!
1月15日、いよいよ小正月も終わりです。
本年も良き年になりますように。