先日、富山へ弾丸の建築巡りをしに行ってきました。
まず私の建築巡りは、高いところに登ることから始まります。
今回は、呉羽山公園展望台へ行き、富山市内を一望。
目につく高い建物や、大きな川・新幹線の通る場所などの
位置関係をざっと把握したら、いざ目的の建築へ。
隈研吾氏設計のTOYAMAキラリと呉音と見に行くと、
東京オリンピックの開催競技場の設計者であるためか観光客がわんさか!
建築の写真を撮っている方がたくさんいて、
「お!これを機に建築好きが増えないかな?」と淡い期待を抱いてみたり。
それから、北陸最大の大伽藍である瑞泉寺も見に行きました。
瑞泉寺は彫刻の町 井波にあるので、参道に足を踏み入れると
コツコツコツという木を削る音があちこちから聞こえてきます。
いつまでも聞いていられるような、心地よい音が響きます。
速足での見学となりましたが、瑞泉寺 菊の門脇にある
「獅子の子落とし」もしっかりと見てきましたよ。
獅子の子落としは、井波彫刻の元祖といわれる田村七左衛門の作品。
井波に来たからには、これを見ずにして帰ることはできません。
富山の駅周辺や、そこから車で移動できる10分以内の範囲には
昭和20年に起きた空襲の被害を免れ
今なお残る建築の姿をいくつか確認することができました。
忘れてはならない、大切な記憶を継承する建物ですね。
「台風がきますよ」と言われていても、
そう酷くない結果になることが多い関東ですが、
9月頭にあった台風は酷かったですね。
我が家自体は特段問題ありませんでしたが、
ご近所では倒木や窓ガラスの飛散など、さまざまなことがあったようです。
なかなか電車も動きませんでしたが、
無理やり走らせて事故になることを考えれば、
前日からの運休決定などは英断ですよね。
今回の自然災害を機に、
非常時の持ち出しグッズや備蓄を見直した方も多くいらっしゃると思います。
ペットを飼ってらっしゃるご家庭では、ペットの非常時対策もお忘れなく。
ペットの非常時対策って?
まずは離れてしまった時に、
飼い主がわかるようにしておく必要があります。
迷子札やマイクロチップが一般的ですが、鑑札や予防注射済票があるとなお良いです。
親戚や友人など、ペットの預け先を確保しておくことも大切。
咄嗟の時、近隣のペットホテルなどは
貴方と同じく被災中…ということも大いに考えられます。
少し遠方でも、預け先を確保しておきましょう。
「待て」「座れ」などを教えると同時に、
移動用のキャリーやゲージに慣らしておくことも、
非常時に人間もペットも焦らずに居られるポイント。
また、必要なワクチンを接種し、
ダニやノミに気をつけて日頃から健康管理をしてあげるのは何なり重要です。
ペットの避難用準備
ペットの種類にもよりますが、
・フードや水
・飲み慣れた薬
・食器や水入れ
・新聞紙 タオル ビニール袋
・ワクチン接種証明書 鑑札 は用意しておきましょう。
9月20〜26日は動物愛護週間でした。
大切な家族であるペットを守る準備、あなたのご家庭ではできていますか?
みなさんのお住まいや仕事先に、消火器は置いてありますか?
使うシーンがないまま長年放置されている消火器は、
一見綺麗に見えますが 耐用年数の確認が必要です。
耐用年数の目安は、業務用消火器ならば
製造年からおおよそ8~10年(住宅用はおおよそ5年)です。
ちなみに住宅用の消火器は、薬剤の詰め替えができないために
業務用消火器と比べて耐用年数が短いそうですよ。
耐用年数内でも要チェック
たとえ、耐用年数の範囲内であったとしても
湿気の多いところに長い時間 消火器を放置すると腐食する場合があります。
腐食すると、見た目にサビが現れるのですぐわかるはずです。
大きな傷や変形の見受けられる消火器も廃棄しましょう。
「まぁ大丈夫でしょ」と安易な気持ちで放置すると、破裂の危険も!
もしもの時に命を助けてくれるはずの消火器が、
事故の原因となっては元も子もないですよね…。
廃棄する方法は?
廃棄するといっても、消火器は普通ゴミに出すことができません。
いま多くの場所で配置されているであろう
2010年以降に製造されている消火器には
元々リサイクルシールが添付されていますので、こちらも要チェック。
処分の詳しい方法は、リンク先の消火器リサイクル推進センターをご確認ください。
普段、買い物袋を持ち歩いて
ビニール袋を受け取らない生活を心がけているのですが
先日久しぶりにビニール袋を貰ったら、
画像のような表記がなされていましたのでコラムにします。
有機資源由来物質を、プラスチック構成成分の所定量以上含む
バイオマスプラスチック製品がこのマークを表記できるそう。
今回私が貰った袋は、サトウキビから砂糖を取った後に残る糖蜜である
廃棄糖から作った植物性プラスチックが25%使用されたものでした。
この取り組みによって、
石油資源の節約と二酸化炭素の削減が実現できているのです!
(参考:日本バイオプラスチック協会)
最近では、プラスチック製品の消費削減のために
プラスチックストローを置かない・渡さない店舗も増えてきましたね。
私はマイストロー持ち歩き派なので、
これも今後続けていきたいなと思っている動きです。
世界の未来のためにできること、1人の力は微々たるものですが
毎日みんなで少しずつ。
先日、初めてこんなスペースを見つけました!
皆さんは、見かけたことありますか?
これ、設置型の1組用のおむつ替え・授乳室で
mamaroというスペース製品なのです。
出先で、
おむつ替え・授乳を行おうとすれば
赤ちゃん休憩室を探すのが一般的でしたが
mamaroならば、幅180cm・奥行90cmあれば設置可能。
高さは200cmなので、ほぼほぼどんな公共の場所にも収まります。
ショッピングモールなら各階へ設置が可能ですし
銀行や本屋などの、少し狭い施設内でも設置できる優れもの。
赤ちゃん休憩室の場所をわざわざ確保しなくとも、
あとからでも設置できるというのが良いですよね。
実際に、1歳10か月の娘を連れた状態で
妊婦の私が入ってみましたが、
何の問題もありませんでした!
むしろ「あれ?なんで今まで一か所に集められて
おむつ替えをしたり、授乳をしたりしていたんだ?」と
思ってしまうくらいの快適さに驚きました…!
ほかの赤ちゃんの泣き声や、大人との話声で
授乳を中断してしまう繊細な赤ちゃんにも
もってこいの空間だと感じました。
全国への設置数はまだまだ多くありませんが、
こんなに快適な空間ですから
次第に設置場所は増えていくことでしょう。
スマートフォン向けのアプリをダウンロードすれば、
mamaroの空き状況までわかるというのですから
至れり尽くせりのシステムです…!!
先月の『パパ・ママ目線からの建築への願い』直後に、
パパやママの助けとなる空間を見つけられて安堵。
気持ちはホクホクしています。