2020.2.10
  • ニュース

「練馬_Yリフォーム」が「辰巳琢郎の家物語」で再放送されます

2月15日(土)昼12時よりBS朝日で放送の「辰巳琢郎の家物語」にて「練馬_Yリフォーム」が4世帯がみんな元気になる家として再放送されます。https://www.bs-asahi.co.jp/tatsumi/

2020.1.31
  • コラム

〇〇〇の住まいの痕跡を見つけました

こちらの画像は、モグラが家(巣)作りの際に

不要となって地表に出した土、通称モグラ塚を撮影したものです。

モグラは、あまり地表に出てくることがなく

一生のほとんどを地中で過ごすため

実際にお目にかかったことのない方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

モグラの家の構成は?

地中で快適な生活を送るモグラの家は、

食料の貯蔵庫や水飲み場といったダイニングキッチン

リビングにあたる休憩室・寝室のような避難室

そしてそれらを繋ぐ廊下の役割を果たす通路で繋がっています。

 

メインの通路は何度も通るものの、

食料確保のために掘ったサブの通路は

掘ったその時一度しか通ることのない場合もあるそうですよ。

家づくりの立地として好まれるのは、

木の根や小高い丘の下が多いようです。

エサのある田畑などに向かって、サブの通路を伸ばします。

 

 

 

限りある資源を大切に

巣の一部が壊れた場合には補修もしますし、

異物が入った場合には駆除も行うなど

住まいをとても大切にしている生き物 モグラ

 

目は退化していてほとんど見えていないのに、

大きな手と爪を用いて家作り・管理をしているの凄いですよね。

私たちもモグラを見習って、限りある資源を大切に

1つ1つの建築を大切にしていかなくてはですね。

 

文:吹井美奈子

2020.1.15
  • コラム

お急ぎください!門松チェック

2020年、はじめてのコラム投稿です。

本年もどうぞお付き合いくださいませ。

令和初めてのお正月、みなさんはどう過ごされましたか?

私は、見かける機会の少ない門松と出会えたお正月でした!

今回は、そんなお正月飾りの代表格でもある門松にまつわるお話です。

 

 

そもそも門松とは?

先に述べたように、お正月飾りの代表格の1つ。

門松という名前以外にも、

松飾り・飾り松・立て松という名前でも呼ばれています。

字のごとく、元々は松がメインの飾りだったそうですが、

(地方によっては、といった松と同じ常緑樹メインのところも)

現代では竹がメインで、松や梅・葉牡丹で彩られたものが多いですよね。

 

飾りに性や色の違いがある場合は、

左右の設置位置にも決まりがあります。

松の場合は雌雄があり、葉牡丹の花の場合は紅白がありますね。

この場合は、向かって正面から雄松を左・雌松を右に。

葉牡丹なら、白を雄として左・紅を雌として右に設置します。

 

 

 

どんな意味で設置するの?

お正月にやってくると言われている年神様を

迷うことなくお迎えするための目印の意味合いとされています。

ほかにも、年神様の拠り所・一生の幸せや長寿を願うものなど

門松を設置する意味合いについては、諸説あるようです。

 

 

 

今回見つけたのは…

現在一般的な門松といえば、

先端を斜めに切り落としてあるそぎと呼ばれるスタイル。

今回私が見つけたのは、寸胴と呼ばれる

先の部分を節の位置で平らに切り落としたスタイルのもので、

そぎの登場ともに、

見かける機会の少なくなった古いタイプの門松ともいえます。

 

門松の歴史は古く、文献に残されているものですと

平安時代後期には門松があったことを確認できるそうです。

この頃のスタイルは寸動が一般的であり、

そぎのスタイルを作ったのは、かの有名な徳川家康

竹を槍に似せて斜めに切り落としたなんて逸話も。

 

 

 

門松はいつまで飾るか

これも地域によってさまざま。

関東や九州の多くの地域では、1月7日までですが

関西やその他多くの地域では1月15日

つまり今日までのところもあるようです。

片付けられてしまう前に、ぜひぜひ門松チェックを!!

 

1月15日、いよいよ小正月も終わりです。

本年も良き年になりますように。

 

文:吹井美奈子

2019.12.31
  • コラム

今年最後の建築巡り

さて、今年最後の建築巡りとなりました。

今回お邪魔したのは、神奈川県にある湘南台文化センター

(設計担当は、長谷川逸子建築計画工房)

 

市民センター・公民館・こども館・市民シアターが一体となった建物です。

市民センターでは、市役所業務の出先機関として

さまざまな行政サービスを受けることが可能となっています。

 

今回は、こども館(入館は有料)目当てで

2歳の子どもを連れて行ったのですが

宇宙や自然・歴史や民族衣装といった幅広いジャンルの展示があり、

見るだけでなく実際に触れて身体を動かしながら

楽しんで学ぶことのできる空間が広がっており、親子ともども楽しむことができました。

 

 

 1枚目・2枚目の写真でも目を引くのは、やはり球体(ドーム建築)かと思います。

ドーム建築の提案者といえば、

アメリカ哲学者のバックミンスター・フラー氏ですよね。

 

こども館のなかでは、バックミンスター・フラー氏の

多面体 通称シナジェティクスを

木の棒とゴムを使って作ってみようというコーナーもありました!

(こども達が多くにぎわっていたため、写真は撮れず…。残念)

 

私も挑戦してみましたが、十字に組まれたゴム材の4つの穴に

木の棒を差す動作を繰り返すことで、ドーム型を作っていくもので

簡単に「できた!」まで到達することができました。

達成感を積み重ねていくことも、子どもの成長には大切ですよね。

 

 

 

 

建物たちをつなぐ外部空間には、

小径やパンチングメタルで作られた橋・せせらぎなどがありました。

こちらの建築、パンチングメタルがあちこちに使われており

EVの天井(上記画像)や、館内に設置された椅子などでも見ることができますよ。

是非訪れた際には、探してみてくださいね。

 

 

 

さて!このコラムが、今年最後のコラム。

今年もお付き合いいただき有難うございました。

皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。

 

文:吹井美奈子

2019.12.15
  • コラム

大掃除のついでにオススメしたい3つのこと

12月も半ばとなりましたが、

皆さん大掃除は順調に進んでいますか?

今回は、大掃除のついでにオススメしたい3つのこと

お伝えしていきます。

大掃除が終わった方・まだの方、どちらの方にもご一読いただきたい内容です!

 

 

1.ついでに断捨離

改めて断捨離しようとすると、なかなか進まないですが

「この1年で、着ていない・使っていないのでは?」と

思われるモノを、この機会に手放してはどうでしょうか。

1年出番がなかったのに、翌年出番がある物ってなかなかないですよ…!

 

リサイクルショップに持ち込んだり フリマアプリで売ったりして、

お正月の初売りに備え、お小遣い稼ぎをするのも良いですね♪

次に使ってくれる人を見つけることができれば、

なんでもゴミとして捨ててしまうより、資源の再利用になります。

 

 

 

2.除湿剤・消臭剤の設置

断捨離の成果できれいになった収納に、

除湿剤と消臭剤を設置していきましょう。

湿気は床に近い部分から溜まってくるので、

除湿剤はなるべく床に近い 低い位置への設置がオススメです。

 

消臭剤は、好きな香りのものを選べば良いのですが

強い香りが衣類や布団などにつくのが苦手な方には

茶葉の設置がオススメです♪

賞味期限の切れてしまったものや、余りもの何でもOK!

 

今年の我が家は、画像のものを設置しました。

茶葉の入った缶を、排水溝ネットで覆い設置するだけ。

消臭力が落ちてきたように感じたら

上面にある茶葉を捨てて 少し混ぜてあげると消臭力が復活しますよ。

 

 

 

3.巾木にメンディングテープ

床面に沿って設置されている巾木のコーキングって、

あっという間に埃が溜まってしまう厄介な場所ですよね…。

ちょっと粘着力があるために、掃除機ではなかなか埃が取れず

濡らして固く絞った布巾や、刷毛で掃除しなくてはならない面倒さ。

 

そんな巾木には、100円ショップで手に入れることが可能な

メンディングテープを貼っておくのがオススメです!

我が家の巾木は白なので、

薄い白のテープを入手してきて早速貼りました。

 

洗濯機や冷蔵庫を設置している壁との間の巾木など

毎日の掃除は難しい場所への貼り付けもオススメです。

一般的なテープではなくメンディングテープなのは、

粘着力が弱めで壁紙への負担が少ないから。ぜひお試しください。

 

 

 

あまりに月末に大掃除の日を設けると、

「年内のゴミ収集が終わっていた…」なんてことになりかねませんので

早めに大掃除を終わらせるよう心がけましょうね。

 

文:吹井美奈子

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