2018.7.22
  • ニュース

「浅草雷門通り商店街アーケード」が台東区景観まちづくり賞の紹介番組で取り上げられます。

先日取材を受けた、台東区景観まちづくり賞の紹介番組で「浅草雷門通り商店街アーケード」が取り上げられ、下記のスケジュールで放送されます。

CATV 『J:COM台東』 (下町You-Iチャンネル)  11ch
番組名:『台東区の時間』 (台東区制作番組)

7月29日(日)~8月4日(土)
各日 9;20~9:34、13:20~13:34、
   17:20~17:34、21:20~21:34

1日4回、1週間の放送です。

よろしければご覧ください。(kon)

2018.7.15
  • コラム

夏こそ小掃除!

「観測史上最速の梅雨明け」という言葉を

 

TVから聞いたくらいに あっという間に梅雨が終わり、夏の天気ですね。

 

みなさん、体調を崩されてはいらっしゃいませんか?

 

 

休みの日でも暑さを理由(言い訳?)に、

 

室内にこもっている日が増えた方も多いのでは?

 

そんな方におすすめなのが、掃除・掃除・掃除です!

 

「暑くて動くのが嫌だから室内にいるのに、掃除なんて…」と

 

思われた方も多いことでしょう。

 

ですが、7・8月というのは、とても掃除にむいている季節なんですよ。

 

 

夏の気候が掃除に大活躍!?

 

気温が上がることで油がやわらかくなるので、

 

油汚れは落ちやすくなるので台所掃除にはピッタリ。

 

日照時間も長いので、さまざまな物を洗っても

 

日当たりの良いところに干しておけばすぐに乾きます。

 

掃除をすることで、汚れだけでなく

 

故障や劣化を早期に発見できることもあるやもしれません。

 

 

頑張りすぎないことを大切に

 

我が家では、掃除機をかける等の毎日のルーティーンのほかに

 

1箇所 注力して綺麗にすることを心がけています。

 

(我が家ではこれを、大掃除ならぬ小掃除と呼びます。笑)

 

先日は、台所の換気扇の蓋を外して、内部までしっかりと磨き上げました…♪

 

 

大掃除は、やることを1日にぎゅっとまとめるので

 

頑張れる面がありますが、これが毎日となると続きませんよね。

 

小掃除なら、1日1箇所で良いので、頑張るハードルが低く何となくで続きます。

 

 

クーラーの上、綺麗ですか?

 

いまこの文章を、冷房の効いた快適な室内で読んでいる方。

 

その冷気を送ってくれるクーラーは、綺麗ですか?

 

内部の掃除はプロに任せたほうが良いですが、

 

天井とクーラーの隙間の掃除なら、今すぐ自分でできるはず。

 

 

普段なかなか掃除しないところですから、埃が積もっているかも。

 

ぜひこの画面を閉じたら、クーラーの上をチェックしてください。

 

あなたのこの夏の小掃除の始まりです!

 

 

文:吹井美奈子

2018.6.30
  • コラム

まちをよーく見てみよう vol.8

まちを歩いていたら、おもしろいものを発見しました。

とある学校のフェンスの下のくぼみに、

木枠のついた網がさらに組み込まれている光景です。



そばに用務員さんがいらしたので、お話を伺ってみると

「溜まった落ち葉が、外へ出て行ってしまうのを防ぐため」

「野良猫が、校内へ侵入してくるのを防ぐため」とのこと。

出ていくのと入っていくのを防ぐ、策であったようです。




中央部は網なので、風通しは問題なさそうですね。

ここが塞がってしまう素材だと、

溜まった落ち葉は雨水の湿気により腐食することでしょう。

濡れた落ち葉が張り付いたら、回収に手間取りそう...。

虫たちの溜まり場になることも予想されます。網にして正解ですね。

文:吹井美奈子

 

2018.6.15
  • コラム

デッドスペースの活用に!突っ張り棒

収納というのは、いくら設計しても足りなくなりがちです。

そんな時、さっと収納力を向上させるのに

役立つのが、皆さんご存知の“突っ張り棒”です。



100円ショップで購入できる手軽さに始まり、

耐荷重性・長さや柄もさまざまで、たくさんの種類があり

我々の生活になくてはならない雑貨の1つです。



あなたのお住まいにも1本はあるのでは?





我が家では、先に載せた画像のように突っ張り棒が大活躍中。

洗濯機の蓋の開け具合・洗濯物の出し入れを考えてのスペースとはいえ

洗濯機上のスペースって、空きがち(デッドスペースになりがち)ですよね。

我が家の場合、ここには、1本耐荷重のしっかりとした突っ張り棒をかけ

ハンガー・洗剤などを引っかけています。

突っ張り棒のサイドのゴムキャップを一旦外せば、

右下の写真のように籠を通すことも可能です!(ちなみにこの籠も100円ショップ購入品)

籠の中には、洗濯ネットとサッと掃除用のペーパーを常備しています。





画像右上のファンシーなところは、子どものおもちゃ棚。

ここは突っ張り棒1本に見えますが、実は前後に2本仕込んでいます。

奥が低くなるように段差を設けて設置することで、

ぬいぐるみたちの落下防止も兼ねています。



画像左下のドライヤーは、洗面所の鏡と壁の隙間に。

細くて短い突っ張り棒を2本重ねる形で設置。

コードがあって、かさばりがちなドライヤーも

これなら外に出ていてもスッキリして見えるのでおすすめです。



正しい突っ張り棒の設置方法とは?

突っ張らせたい壁へもっていき、そこでクルクルと長さを合わせ

「きつめに壁に突っ張ってきたから、クルクル終わり!」

なんて突っ張らせ方をしている人がほとんどではないでしょうか?



実はこのやり方は間違い。



突っ張らせい壁の幅よりも少し長めに

突っ張り棒の長さを設定し

グッと壁に押し込むのが正解のやり方です。

ちょっとした違いですが、強度がかなり変わってくるので1度お試しあれ。



いまの間取りをより活用しよう

壁を傷つけないように、耐震ジェルシートをかませるのもおすすめ。

家具を増やして収納力をUPさせるまえに、

突っ張り棒を使って、現状の間取りをより活用してみませんか。


文:吹井美奈子
2018.5.31
  • コラム

最近見つけたおもしろい土地

 

建築の仕事をしていると、ときどきおもしろい土地と出会います。

皆さんもご存知のところだと、

住宅街によくある旗竿地と呼ばれる、出入口となる道路幅が狭く、

その奥に住宅を建てる敷地があるものや、

3方向を道路に囲まれて三角形の敷地をしているものなどが挙げられます。

東京都内には、狭小地や変形地と呼ばれる土地もたくさん。



今回出会った土地は、画像のオレンジ線で囲われた部分。

この土地、画像内の誰の土地でもないのです!

画像からずーっと左へ行ったところに畑があるのですが、

この土地はその畑の方が所有者。



さて、どうしてこんな変なことが起きたのか?

それは昔の土地管理方法が関係しています。

PCなんてものがない時代にも、もちろん土地管理はありました。

(歴史ものの番組内でも、

「褒美としてここの領地を与えよう」なんてことたまにありますよね)




“この土地は〇〇さんのもので、範囲はここからここまで”と

きちんと管理はされていたのですが、なんせ手仕事。

PCが普及して、手仕事で管理されていたものを正確に直してみると

なんだか余分な場所・よくわからない土地がでてきてしまったのです。




周辺の方にお話を伺ってみると、(オレンジ地の)所有者さんは

この細長い土地を売るつもりはないけれど、

雑草を抜くことを条件に近隣の方に土地を貸し出しているそう。

うまく区画整備されているに越したことはありませんが、

昔の名残を感じられたり、新しい交流を生んだりしているところに

この細長い土地の魅力を感じるできごとでした。

文:吹井美奈子
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