2018.12.15
  • コラム

不動産の取引価格情報提供制度

国の制度に、

不動産の取引価格情報提供制度”というものがあります。

この制度は、不動産購入をした世帯に郵便を送り

アンケートをお願いすることで取引価格の情報を集めている制度。

不動産業者ではなく消費者からの声なので、

よりリアルな声を聞くことができて

不動産売買の取引実態の透明性が高いといえるのです。

 

 

 

 

一般向けには、どんな活用方法があるの?

アンケート結果をもとに作られたサイトでは、

「このあたりの土地はいくらなのだろう?」

「このあたりのマンションはいくらなのだろう?」というのを、

調べたい取引内容と地域を選択することで、

PCやスマートフォンから検索することができます。

不動産の新規購入時だけでなく、

相続評価額の参考や研究・学術利用にも活用できそうですね。

 

 

 

国が運営しているから不要な広告もない

全国の取引と、実際の売買価格等を知ることができるので

これから不動産取引を行おうとお考えの方には、

ぜひご覧いただきたいサイトとなっています。

(運営もとは国土交通省で、

「取引価格」と検索すれば上位にヒットします。)

このコラムのなかにも、いくつかリンクを貼っておきます。

 

 

 

ほかにも調べられること

ほかにも国土交通省のHPから調べられることは

たくさんあります。

例えば、主要都市の土地単価の平均値や

地価公示・都道府県地価調査価格など…。

英語版のページもあって、

すべてのデータがダウンロード可能なのも良い点です。

 

文:吹井美奈子

2018.11.30
  • コラム

廃品回収トラブル

粗大ごみを捨てたいとき、市区町村のごみ回収に出すと

コンビニや郵便局などで、ごみ収集のチケットを

購入しなくてはなりませんよね。

ごみごとに収集に必要なチケットの枚数(金額)も異なるので

調べるのが結構な手間である場合も……。

 

 

 

そんな時にふと聞こえてくるのが、

「こちらは不用品の回収業者です。

壊れていてもかまいません。どんなものでも無料で回収します。」

というお決まりのフレーズが流れる軽トラックからの声です。

 

 

 

トラブル急増中

実は、街宣しながら回収している廃品回収業者をめぐる

トラブルが近年急増しているのです。

確かに回収は無料だけれど、

・高額な処分料を請求された

・軽トラックに積んだ後で作業料を請求された etc…

市区町村から委託を受けている廃品回収業者以外が、

こういった行為をすることはもちろん違法です。

 

 

違法な廃品回収業者の回収方法

回収方法は、街宣車だけではありません。

・「無料で回収しますよ」というチラシの投函

・空き地に看板を立てて無人での回収

・WEB上で、無料回収をうたう etc…

では何故、無料の廃品回収は違法とされるのでしょうか?

 

 

 

適切な処理が環境を守る

ただしいリサイクルが行われているかの確認ができないからです。

もしかしたら、必要な部品だけを抜き取って

どこか人目のつかないところに不法投棄しているかもしれない。

環境対策を行わずに、不適正処理しているかもしれないと問題は山積み。

 

数百円~数千円の処理代金をケチったことで、

有害物質を空気中にまき散らす手伝いを

あなたはしているかもしれないのです。

 

 

 

リサイクル業者も上手に活用しよう

新しい建築を作るということは、

ほぼイコールで引越しをすることにつながります。

その際、不用品がでることは切っても切れない話。

リサイクルできるものは、買い取り業者に持ち込みましょう。

その際も、しっかりと信頼できる業者に処理を依頼しましょうね。

 

文:吹井美奈子

2018.11.15
  • コラム

続 立場が変わって初めてわかったこと

今回は、7月に更新した『立場が変わって初めてわかったこと』

続編ともいえるブログ内容ですので

「ん?7月?読んでないぞ」という方は、ぜひまずそちらをご一読ください。

 

 

 

ついに、簡単かつ快適な公共のトイレに出会いました!

これで小さなお子さんを連れたパパママ達も

心置きなくトイレを済ませることができます。

 

 

 

何とトイレの鍵が、上下に2つついていたのです!

用途としては1つあれば良いだけですが、

ベビーチェアの設置に伴い、もう1つ上に取り付けたのでしょう。

こちらのトイレは、大型の家具量販店のものです。

きっと子連れのお客様も多いので、気が付かれたのでしょうね。

 

 

 

建築は、優しさでできている

現在あるトイレのすべてがこうなれば良いのにと思った次第です。

人を思うことで、建築はどんどん優しくなれますね。

文:吹井美奈子

2018.10.31
  • コラム

今しか見られないかも?赤色AED

皆さんご存知のAED(自動体外式除細動器)。

心臓に電気ショックを与えることで、

心肺蘇生を促す器具であり、特別な資格をもたなくとも

万人が使用することを許されている医療補助器具です。

 

 

 

駅や空港・学校などに設置されていますね。

なかには使用方法の講習を受けたことのある方や、

実際に使用したことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

実は世界とズレていた色の話

AEDといえば、赤い袋や赤いマークを思い浮かべがちですが

実は世界的にみれば赤いAEDは稀なもので

標準的と考えられるAEDは緑なんです!

ユニバーサルAEDサインとされるピクトグラムも、実は緑色。

ちなみに緑色な理由とされているのが、安心する色だからとのこと。

確かに赤色よりは、心が落ち着きますよね…!

 

 

さて、どうなるか見ていこう

2020年の東京オリンピック開催にむけて、

この辺りも細かく整備されていくかもしれませんね。

(そうなると赤いAEDを見られるのも、今だけだったりして…)

 

 

 

10月16日はRestart a Heart Dayでした。

10月も今日で終わりですが、

何事も始めるのに遅すぎるということはありません。

今月こそ、AEDの使い方を再度学ぶ良い機会では?

今すぐ手帳を開いて、学ぶ日にちを決めましょう。

必要になったとき、サッと動くことのできる人間になりたいものですね。

 

 

文:吹井美奈子

2018.10.15
  • コラム

今が買い時の家電 エアコン編

夏場と冬場に主な大活躍時期を迎えるエアコン。

猛暑・酷暑であった今年は、

「手放すことができなかったよ…」という方も多いのではないでしょうか。

 

そんなエアコンにもお買い得な買い替え時期があること、皆さんご存知ですか?

ズバリおすすめは、いま!

実はエアコンの新製品は、冬に向けて発売となります。

そのため夏を終えたこの秋時期は、

ひとつ前となる型が出回っている最後の時期なのです。

 

 

 

風を送る羽の動きに注目!

メーカーや機種ごとに、エアコンにはそれぞれ大きな特徴があります。

羽が上下に動くものが長年一般的でしたが、

いまは中央で2つに分かれて、左右別の動きをするものがあります。

左の羽からはしっかりと風を送り、暑がりさんに対応。

右の羽からはゆるやかに風を送り、寒がりさんに対応。なんてことも可能に。

居室の中央にエアコンを設置する際には、

この左右別の動きをする羽のついたエアコンの採用をおすすめします。

(エアコンの左右に、風を送る妨げとなるような壁があると意味がないのでご注意ください)

 

 

 

エアコンにも時代の波が

IOT化という言葉をご存知ですか?

IOTとはInternet of Thingsの頭文字をとったものです。

 

さまざまな電化製品をスマートフォンと連携させることで、

出先からエアコンのスイッチをいれたり

照明の明るさを変えたりすることができます。

つまりインターネットを介して、スマートフォン1台で

さまざまなものを動かすことができる時代がきたのです。

 

エアコンに関していえば、スイッチを入・切だけでなく

温度調整もすることが可能です。

「IOTに対応しているかどうか」という、

新しい観点からもどのエアコンにするか選ぶ必要があるので覚えておきましょう。

 

 

 

家電量販店の店員さんによると、

「持ち帰り家電と異なり、店舗に在庫を置くことのないエアコンは

表示価格からさらに割引くのが難しい商品。安い時期を見極めて買うのがおすすめ」

とのことでした。

エアコンの買い替えをご検討中の方、

ぜひ冬の新製品登場前に動いて賢くお買い物してくださいね。

 

文:吹井美奈子

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